相談・診断事項

①高齢化対応バリアフリー

ものすごい勢いで高齢化が進んでいます。みなさんのお住まいがそれに追従できないことが原因で、事故を招いたり、支障をきたしているケースが多くあります。段差の解消、廊下や玄関などの手すりの設置、また、出入り口扉の取替などにより、bリアを解消し安全な高齢者対応住宅とする方法の相談に応じます。

②住まいのリフォーム

住宅を現代の生活様式に合わせる改修、老朽化に対する補強・改修、その他屋根の葺き替え、外壁等の補修、改修等の住まいのリニューアルの相談に応じるとともに、現在問題になっているアスベスト問題にも対応いたします。

③住まいの耐震

みなさんのお住まいの地震に対する安全性の確認をします。目視による概略診断することや、簡単な診断用パンフレット「誰でもできる我が家の耐震診断」を用いて皆さんができる方法があります。その指導もいたします。これらは概略安全性の目安をつけるためのものですが、確実な耐震診断を希望される場合は、有料となりますが一般診断、精密診断ができるようになっています。我が家の地震に対する安全・安心の確認のため利用してください。

④福祉住環境

高齢社会の住宅内外の環境について、①や②などの場合も含めて、福祉的な面から住環境整備をコーディネートするもので、障碍者が自立した生活できる住宅の整備促進をするものです。例えば、ある種の障害をお持ちの方に対して、住宅環境(扉、床、家具配置など)をそれに合うものにして、障害によるハンディを軽減し、安全を確保したりするものです。これには、介護保険による融資がありますが、この資格を持っているサポーター建築士は、独自で申請もできますが、ケアマネージャーと協議して行うことが一般的だと思います。その場合の手続きなどは有料となりますが、十分効果は期待できると思います。

⑤シックハウス症候群

新建材といわれるものにはその制作時に、接着剤など人体に有害な物質を使用したものがあります。床材、壁材、天井材などベニヤに代表されるものですが、有害物質が長期間にわたり発散し、人によってはひどい症状を引き起こします。現在は法律により規制がかかり、その製造も使用も少なくなりましたが、規制前の状態による影響は残っているものがあります。その有害物質の排除方法、発散状況測定などの相談に応じるものです。

⑥設計・施工に関する事項

設計図や見積書は一般的に技術的な内容、または技術用語が多くなっています。一般の人には理解しにくい面が多々あると思われます。その解説や相談に応ずるとともに、設計や施工についてのアドバイスを行い、建築上のトラブルを解消することを目指しています。

⑦防火、防犯に関する事項

防火、防犯については、住民の人命や貴重な財産の保護を図るための方策について、構造上や施錠についての相談に応じます。

⑧敷地選定に関する事項

住まいづくりは敷地選びからともいわれます。新築の場合はまず敷地を十分検討することから始まります。敷地選考に対する健康上、構造上、および関係法令などを勘案した相談に応じます。